K様邸 改装前の様子
2009年 05月 14日
どうぞ宜しくお願い致します。
今回の現場ですが、築20年超のマンションの改装工事となります。
お施主様が屋内の段差で転倒され怪我をされたのを機に、介護保険の
認定を申請され、主に段差の解消を目的にリフォームを実施すること
になりました。
このケースでは介護保険の「住宅改修」制度を利用しましたが、段差
解消という項目が適用されるのは、現在大きな段差がある和室とDKの
取合いのみということになり、役所の判断では和室のフローリング張
りだけを助成対象としてくださいということとなりました。
よって実際の工事では、DKと廊下のフローリング張りや、古くなった
流し台周りの改装も行なっておりますが、それらはお施主様の自己負
担という形で行なっております。

取合いは戸襖の2枚引き違いで仕切られております。

和室は現在寝室となっており、改装後も寝室としてお使いの予定です。
寝室からDKへの移動が多いため、ここの段差の解消が非常に有効にな
ります。

敷居の部分に約60mmの段差があります。

今回はこの押入れもリモデルします。

長年使い込まれて老朽化しています。それと少し小さいため使い勝手
をもう少し良くしたいとのご要望がありました。
梁形が大きく下がり、プランするには少し手ごわい印象です。
by kgfujino | 2009-05-14 10:08 | K様邸マンションリフォーム